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販売促進方法とは?

店舗現場
販売促進とは

はじめに

販売促進でどう売上を上げるかこれまで様々な業界、メーカー、流通小売、飲食、印刷・出力、広告代理店業を
担当をしてきましたが、よく「販売促進でどう売上を上げるか?」と
ご相談を頂くことがあります。

販売促進とは?

その前に販売促進とはいったいなんでしょうか?販売促進と聞かれて「これだ!」と答えをご存知でしょうか。以前、私も同じ質問を受けたことがあり恥ずかしくも正解を言えませんでした…
まず販売促進についてご説明致しましょう。

英語で「セールスプロモーション」と言い、展示会・店頭で実演や見本を配布し、消費者の購買欲を刺激、販売を助ける(促進)活動のことを指します。

広告やマーケティング努力を補いパーソナルな販売努力の協調を助けるための行動、材料、仕掛けやテクニックのことで、例えば抽選やクーポンなどが該当します。

製品やサービスを試したり購入する行動を促すために行う短期的な動機付けの事を言います。

販売促進は、簡単に言えば「製品(商品)を買ってもらうための仕組みづくり」です。
以上の事をふまえ、これからをお読み頂けると幸いです。

実例「つい思わず衝動買い」

実例「つい思わず衝動買い」先日、とある有名な某アパレルショップの前で体験したことです。
陳列装飾がされた場で「子供服680円」と
大きな赤い文字が書かれたPOPが目に飛び込んできました。

その横には全身コーディネートされた子供服を着たディスプレイ(マネキン)があり、
下には商品が並んでいました。つい足を止めて家族と一緒にこの商品が気になり、
そのまま店内へ…。ひとめぐりの結果家族全員分の服を購入しました。
(してしまいました)

皆さまも同じような経験がございませんか?きっとあるはずです。

販促の分析

私自身が足を止めた理由を分析してみました。
足を止めた理由を分析

ここでのポイントは、まず1番にPOPが目に飛び込んできたこと、さらにそれが「金額」であることです。
POP(店内陳列装飾)の基本は、

POP(店内陳列装飾)の基本

の上記3点が重要となってきます。
今回の某アパレル店は、

某アパレル店

と、すべて達成していたように思います。うまい戦略です。結局、まったく購入予定になかった家族全員分の服を購入する事になりました。 POPの持つ最大の効果は、元々買うつもりのなかった人を一瞬で顧客に変える力を持っていることです。

では、一体どんなPOPが販促において有効なのかでしょうか。

有効的なPR(販促)とは?

有効的なPOPは下記になります。

お得感をアピールしたい場合 金額を大きく、とにかく目立つようにする。
特定の商品を推奨したい場合 その商品の良さ(特徴)を全面に押し出し、キャッチコピーを目立つようにする。
雰囲気を重視したい場合 季節や年間行事、イベント等のテイストに合った色紙を用いたり、イラストを描くなど、季節感を強く感じる演出を心がける。

またPOPで気を付けるべき点は以下になります。

綺麗さを心がける 崩した字や乱雑な漢字、色のはみ出し等は、味としても捉えられますが業種によっては汚いと感じられてしまい、店舗イメージの低下や不快感を与えてしまう原因になる。
重要な文字は大きくする フライヤー等の小さなPOPでは文字が小さくなりがちである。一番重要なキャッチコピーは、出来るかぎり「大きく」し注視しなくても認識できるべきである。また、「アピール」したい箇所は、少し大きめに書くとメリハリが出て見やすくなる。
注:文章が長いと何を伝えたいのか理解するのに時間がかかるので要注意です。

POPの種類、及び作り方(素材など)

POPの種類および作り方(素材など)

卓上スタンド 金属やプラスチック素材など立て具を使用する。
プライスカード 出力した紙をラミネート加工しスチレンボードへ貼付、またはケースに掲示する。
大型パネル 出力した紙をスチレンボードに貼る。
吊り、天吊り広告 出力した紙やスチレンボードなどを吊り具でつるす。
のぼり 布地に印字したものをポールに取り付ける。
タペストリ 布地に印字したものの上部にポールを通せる袋縫いなどを行う。

POPに使いやすい色が持つ印象

青系 信頼/誠実/知的/スピーディー/きちんとした/リーダーシップ
赤系 刺激的/情熱/大胆さ/躍動感/力強さ/アクティブ
黄系 元気/ほがらか/ワクワク/前向き/ひらめき/希望
癒し/健全/エコ/公正/新鮮/清らか

その他とミックスしたPOP(販促)

その他とミックスしたPOP(販促)最近ではアイトラッキングや動画を活用したPOPが増えています。

アイトラッキングとは、人間の目線がどう動いているのか科学的に予測・分析する手法のことです。デザイン上で最も見られているポイントや制作したレイアウトの検証に役立てることができるため客観的な調査が可能となります。

この点は、デザイナーの経験やセンスなどに頼るところが大きかったのですが、アイトラッキングなどの技術によってより円滑に構築できるようになりました。

【アイトラッキング視線予測サービスVAS】
https://www.hansokukakou-navi.com/products/decoration/spacedesign/5.html

このアイトラッキングの活用事例をご紹介します。

  • POPや商品の陳列の的確な設置場所を決める資料
  • ホームページ・検索ページ・商品パッケージ・POP・メニューなどのデザイン
  • 食事の盛付けや写真の構図などの見せ方(魅せ方)

科学的に予測や分析ができるため、皆様のアイデア次第で無限大に可能性を拡げることができます。
動画については、駅前等にあるデジタルサイネージがイメージしやすいと思います。映像を流すことにより動きがないPOPと比べて視線の集めやすさや音を出し視覚だけにしか頼れなかったこれまでの販促活動で新たに”聴覚”が加わりました。感じられる感覚は増えるほどお客様の興味、意欲を高められます。品質やストーリー、食べ物であれば作成風景や水々しさ・温度感など動画ならではの臨場感を訴えることができます。

Youtuberという言葉がはやっているように、今この動画コンテンツという販促活動はかなり流行っており、世界的に動画での情報配信が強くある傾向です。やはり実物を実物の人間が見て手に取ってレビューする様はすごくイメージしやすいのかもしれません。

これからの販売促進(まとめ)

最後までご拝読いただきありがとうございました。
ここ数年、スマートフォンの普及により「お店に来て買う」行動が減りました。ネット販売(通販)が大きなシェアを持っています。私もスマートフォンやパソコンを使って良く商品を購入するのですが、商品紹介で動画があれば思わず見てしまいます。よく考えると動画のあるサイトからの購入比率が高いような気がします。

商品購入先の選択肢が増えた現在、これまでのPOP作成術だけでは売上を上げるのは難しくなっています。アイトラッキングや動画などを組み合わせお客様を購入へと誘導するのが、売上アップに繋がる秘訣だと思いますが、それでもやはり実店舗で行う販促活動は、「その他の販促媒体」にはない「より感じられるアピール」です。ぴったりの販促方法をまずは見つけ、またターゲットがどういった販促であれば反応をしてくれるかを読み、的確な販促活動を行いましょう。

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