トップボードとは?主なサイズや作り方、作成・設置する際の注意点を解説!
「トップボードはどのような目的で設置する販促物なのか」「どうやって作るのか」「どのように設置すれば高い効果が得られるのか」など、疑問に感じているのではないでしょうか?
本記事では、トップボードの概要からサイズ、作り方、作成・設置する際の注意点について解説します。
トップボードを制作する手間を減らしたい、コストを抑えて制作したいなら、「販促加工NAV」がおすすめです。
販促加工NAVIではトップボードの印刷・制作を承っており、変形カットや500枚・1,000枚以上の量産にも対応しています。
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トップボードとは
トップボードとは、スーパーやドラッグストア、家電量販店、コンビニエンスストアなどの小売店において、店内の陳列棚や平ケースなどの什器の上部に設置する販促物・POPです。
商品の特徴が分かる画像を印刷した用紙をスチレンボードに貼り付けたり、スチレンボードへ直接印刷したりすることで作成します。
設置する場所
トップボードを設置する場所は、主に陳列棚や平ケースなどの什器の上部です。
設置することが難しい什器の場合には、店内の天井から吊り下げる形で設置する場合もあります。
作成する目的
トップボードを作成する目的は、店内を見て回っているお客様の注意を引き付けて足を止めてもらうことです。トップボードは他のPOPと比べて大きいため、遠くにいるお客様に対しても何を販売しているのかアピールできます。
店内通路やエスカレータ上部の天井から吊り下げ、店内の案内として利用することも可能です。
使用する主な素材
トップボードの制作で使用する主な素材は、スチレンボードです。
スチレンボードは軽くて加工しやすく段ボールや厚紙と比べると湿気に強いため、さまざまな販促物の素材として利用されています。
印刷面に薄いフィルムを貼るPP貼り加工をすれば、トッポボードをキズやホコリ、色褪せから守ることも可能です。
特殊な抗菌剤入りニスを塗布する抗菌ニス加工なら、抗菌効果だけでなく一般的なニスと同様に印刷面を保護することができます。
トップボードの主なサイズ
トップボードの主なサイズは以下の通りです。
- 300×600mm
- 300×900mm
- 300×1200mm
一般的な店内什器は横幅が600mm・900mm・1200mmのいずれかなので、什器の横幅に合わせてトップボードのサイズを決める必要があります。
トップボードを高くしすぎると折れ曲がったり倒れやすくなってしまったりするため、高さを300mmまでにするケースが一般的です。
トップボードの厚さは5mmと7mmが主流となっています。
トップボードを作成・設置する際の注意点
トップボードを作成・設置する際の注意点は以下の通りです。
- 転倒・落下防止対策が必要
- 目的・設置箇所に応じて素材を選定する
- デザインが隠れないように設置する
- 死角を極力減らすように設置する
- 設置しすぎない
転倒・落下防止対策が必要
トップボードを設置する際には、転倒・落下防止対策が必要です。
陳列棚の最上部に設置したトップボードが落下した場合、それほど重いわけではありませんがお客様にけがをさせてしまうかもしれません。
トップボードが倒れれば、手前の商品や他の販促物を巻き込んで落下する恐れもあります。
ボードクリップやスタンドでしっかり固定する、トップボードの角を丸めておくといった対策をしておきましょう。
目的・設置箇所に応じて素材を選定する
トップボードを作成する際には、目的・設置箇所に応じて素材を選定することが重要です。
空調が常に当たる場所や湿気の多い場所にトップボードを設置すると、トップボードが反ったり曲がったりするなど劣化しやすくなります。
段ボール素材や厚紙は特に湿気の影響を受けやすいため、スチレンボードで作成することをおすすめします。
デザインが隠れないように設置する
トップボードを設置する際には、デザインが隠れないように設置しましょう。
せっかくトップボードを設置しても、デザインがお客様から見ななければ意味がありません。
男性と女性では目線の高さが異なるため、男性が設置する際には少しかがんだ状態からでも全体が見えるように設置する必要があります。
また、トップボードは陳列棚の近くからだけでなく遠くからの見た目も重要なので、離れた場所からでも見えるように設置できているかも確認するようにしましょう。
死角を極力減らすように設置する
トップボードを設置する際には、死角を極力減らすように設置しましょう。
トップボードは他の販促物と比べてサイズが大きいためお客様の目に止まりやすいですが、大きいせいでトップボードの向こう側が見えづらくなってしまう恐れがあります。
トップボードを設置したことでお客様の視野を制限したり死角が発生したりすれば、逆効果になってしまうかもしれません。
高さが引き什器や平ケースなど、お客様の目線より下にトップボードを設置する場合には、トップボードの高さを低くするか、一回り小さいサイズで作成することも検討しましょう。
設置しすぎない
トップボードは、設置しすぎないようにすることも重要です。
トップボードはお客様の注意を引き付けるための販促物ですが、過剰に設置してしまうとトップボードばかりに気を取られて、本来見て欲しい商品を見てもらえなくなる恐れがあります。
トップボードの設置を目的とするのではなく、店舗の目的を達成するためにはトップボードをどこに設置すべきなのか、どのくらい設置するべきかを意識するようにしましょう。
トップボードをデザインする際の5つのポイント
トップボードをデザインする際のポイントは以下の通りです。
- 遠くから見ても分かるデザインにする
- 興味を引き付けるデザインにする
- お客様が満足できることをアピールできるデザインにする
- 記憶に残るデザインにする
- 立ち寄る価値があることをアピールできるデザインにする
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
その1.遠くから見ても分かるデザインにする
トップボードをデザインする際のポイントの1つ目は、遠くから見ても分かるデザインにすることです。
トップボードには遠くにいるお客様を売り場へ誘導することが目的なので、遠くから見た時に何が書かれているのか分からなければ意味がありません。
お客様を売り場へスムーズに誘導するためには、設置した場所に何が売られているのか、どのような特徴のある商品なのかが端的に伝えられるデザインであることが重要です。
ロゴを大きくしたり商品の画像を拡大したりすることで、離れた場所にいるお客様に対しても何を販売している売り場なのかを伝えることができます。
その2.興味を引き付けるデザインにする
トップボードをデザインする際のポイントの2つ目は、興味を引き付けるデザインにすることです。
トップボードを見たお客様に情報を伝えることができたとしても、興味を持ってもらえなければ効果を発揮することはできません。
たとえば、トップボードに文字だけを印刷している場合、トップボードを目にしても特に意識することなく通り過ぎてしまうかもしれません。
インパクトのある文字フォントや鮮やかなカラーを使用することで、トップボードを目にしたお客様の興味を引き付けることができます。
その3.お客様が満足できることをアピールできるデザインにする
トップボードをデザインする際のポイントの3つ目は、お客様が満足できることをアピールできるデザインにすることです。
たとえば、トップボードに「キッチン用品」と書かれているだけであれば、目的買いのお客様以外を引き込むことはできないでしょう。
店舗へ買い物に来るお客様は、必要に迫られて購入するお客様ばかりではありません。
商品の特徴を理解することで、使ってみたい、購入してみようとおもうお客様もたくさんいます。
お客様にとってどのようなメリットがあるのか、購入する価値のある商品なのかを伝えられるデザインにすることで、商品を見てみようとお客様に思わせることができます。
その4.記憶に残るデザインにする
トップボードをデザインする際のポイントの4つ目は、記憶に残るデザインにすることです。
来店したお客様は、すべての売り場を見て回るとは限りません。目的の商品だけを購入する場合や急いでいる場合には、売りたい商品を見てもらうことができないこともあるでしょう。
トップボードを記憶に残るデザインにしておくことで、別の機会に来店した際に、「そういえばあんな商品があったな」と思い出してもらうことができます。
シンプルなデザインのトップボードやありきたりなデザインのトップボードだとお客様の記憶には残りにくいため、インパクトのある文字や画像を使用したデザインにすることが重要です。
その5.立ち寄る価値があることをアピールできるデザインにする
トップボードをデザインする際のポイントの5つ目は、立ち寄る価値があることをアピールし、近くまで来てもらえるデザインにすることです。
トップボードの役割は、お客様に商品に関する情報を伝えることだけではありません。トップボードを目にしたお客様が売り場まで来て、実際に商品を手に取ってもらえるようにすることが、トップボードを設置する目的です。
トップボードが単なる装飾物となってしまうことがないように、お客様へ具体的な行動を促すことができるデザインにしましょう。
内製する場合のトップボードの作り方
トップボードを内製する場合に必要な材料は以下の通りです。
- スチレンボード
- スチレンボードに貼る用紙
- 両面テープ
以下の手順で作成します。
- 設置する場所を確認し、サイズを決める
- 決めたサイズでスチレンボードをカットする
- 用紙に印刷するデザインを決める
- 用紙に画像を印刷する
- 両面テープで用紙をスチレンボードに貼り付ける
ただし、自社でトップボードを内製すれば制作コストを抑えられるものの、作成には手間と時間がかかります。
トップボードはサイズが大きいので、用紙が小さければ何度も印刷しなければいけません。
トップボードの主なサイズの300×900mmになると用紙の入手は困難ですし、A3・A4サイズと比べると入手コストも高くなります。
写真のようなフルカラー印刷だとインクの消費も大きくなるため、インク代もかかります。
トップボード作成するための人件費や用紙・スチレンボード・インク代を考えると、制作会社へ依頼した方がお得です。
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販促加工NAVIのトップボード印刷・制作の特徴
販促加工NAVIでは、トップボードの印刷・制作を承っております。
耐久性に優れたスチレンボードに高解像度な画像を印刷した用紙(マット紙、光沢紙、合成紙)を貼り、品質と軽量化を実現しています。
1枚から1,000枚以上の大量生産まで対応、抗菌ニス加工から変形カット加工、量産加工、片面印刷、両面印刷まで対応可能です。
販促加工NAVIのトップボード印刷・制作の特徴
- 低コストで効果的な売り場作りが可能
- 一般的な幅900mmの商品棚や什器に最適
- 邪魔にならず分かりやすく商品をPRできる
- 抗菌ニス加工で抗菌効果の高い衛生的な印刷物が可能
- イメージを損ねない美しい印刷が可能
- さまざまなサイズ・加工に対応
トップボードの基本仕様
商品名 | トップボード |
サイズ | 300mm×600mm×5mm 300mm×900mm×5mm 300mm×1200mm×5mm |
枚数 | 1枚から |
印刷 | 片面/両面 |
加工 | マットorグロスPP貼り加工
抗菌ニス加工 |
材質 | スチレン発泡ボード(白・黒) |
料金目安(片面カラー)
サイズ | 1〜49枚 | 50枚 | 100枚 | 500枚 |
300mm×600mm | ¥3,575 | ¥1,370 | ¥755 | ¥310 |
300mm×900mm | ¥3,575 | ¥1,430 | ¥815 | ¥360 |
300mm×1200mm | ¥3,575 | ¥1,725 | ¥1,140 | ¥735 |
>トップボードPOPパネルが激安!スチレンボード印刷の作成・デザイン・印刷・抗菌
まとめ
トップボードは、店内のお客様を目的の場所へ誘導するために設置する販促物です。
設置した箇所で販売している商品の特徴や魅力をアピールすることでお客様を売り場へ誘導することができます。
ただし、お客様の目に止まらなかったり売り場へ立ち寄ってもらえなかったりすれば、トップボードを設置する意味はありません。
トップボードを内製する場合には、本記事で解説したトップボードを作成・設置する際の注意点とデザインする際のポイントを参考にしてみましょう。
自社でトップボードを作成することが難しい場合や効果的なトップボードを作成したい場合には、販促加工NAVIへお任せください。