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印刷物で、森林環境を守るための活動に貢献する

店舗現場

第1回、第2回とSDGs活動の中でも脱プラ・脱炭、プラスチックスマートへの貢献など、二酸化炭素排出を抑える活動を述べさせていただきました。

第1回 カーボンオフセットとは?二酸化炭素排出量削減における企業活動貢献
第2回 脱炭素社会に向けて-実際にはどう取り組む?カーボンオフセットとSDGs
第3回 脱プラ・減プラに向けた看板メディア

今回は、プラスチックの排出を抑える、削減を支援するなどといった活動ではなく、もともとの資源である紙の原料でもある「森林」に配慮した活動と貢献方法をご紹介させていただきます。

FSC森林認証紙とは

FSC森林認証紙のマーク
FSC森林認証紙は、「森林の管理や伐採が環境や地域社会に配慮して行なわれているかどうか」を評価・認証し、そうした森林に由来する製品(適正管理された森林木材による製品)であることが証明された紙になります。

FSC認証に関して、詳しくはこちらをご覧ください。

FSCマークとは

FSCマークとは

世界の森林面積は約40億6,000万ヘクタール、これは地球の陸地の面積の31%の広さを占めていますが、1990年以降、世界では4億2000万ヘクタールもの森林が、農地や植林地として利用するため、大規模に転換され、今も深刻なスピードで減少し続けています。
FSCの森林認証制度は、世界中から参加する環境保全団体、先住民族や労働者の権利に取り組む団体、生産者や利用の立場にある民間企業など、環境・社会・経済の各分野のステークホルダー(利害関係者)の議論と合意によって運営され、また責任ある森林管理のための10の原則と70の基準を定め、そのガイドラインに則った取り組みに付与されるマークです。

FSC森林認証の仕組み

FSC森林認証の仕組み

FSC認証は、森林の管理を認証するFM(Forest Management)認証と、加工・流通過程の管理を認証するCoC(Chain of Custody)認証のつながりで成り立っています。
FSC認証製品が消費者の手に届くまでには、最終製品になるまでの生産、加工、流通に関わるすべての組織が認証を受けなくてはなりません。
また、FSC認証の審査・発行は、FSCではなくASI(Assurance Services International)という認証機関に対する第三者認定(監督)を行なう機関の認定を受けた、独立した第三者の認証機関が行ないます。

 「再生紙」と「FSC森林認証紙」の違い

<再生紙(紙のリサイクル)>
・ゴミの削減、資源の有効活用
・リサイクルの繰り返しによる品質の劣化や
製造過程でCO2の排出が発生

<FSC森林認証紙(森のリサイクル)>
・適切なガイドラインをもとに森林を管理し、森林破壊を食い止めながら木材を活用している証です。

SDGsへの貢献

SDGsへの関心が高まる中、企業にとって環境への取り組みが必須となっています。
環境にやさしい印刷物を作る場合は、環境によい再生紙などを使う事が一般的でしたが、FSC認証氏であればクオリティを落とすことなく、作成が可能です。
企業の環境への取り組みのきっかけに始めやすい取り組みです。

プラスチックスマート、SDGsについてはこちら

 

いかがでしたでしょうか。
リサイクルされた紙も、森林を守る活動に貢献しますが、新品のものでも森林を配慮しながら作られた紙も、十分に環境配慮型の素材といえます。

近年では、企業のパンフレットや案内、チラシ等でこのマークを見かけることも多くなりました。

環境配慮への取り組みや、実現に向けて切り替え可能な素材は以下にまとめております。
切り替えや、取組みの相談は、フジテックスまでお問い合わせください。

販促物の例や素材一覧はこちら

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